大塚和成の歯磨き健康ブログ

正しい歯磨きの方法やおすすめの歯磨き関連商品を紹介します。

キシリトールを一緒に学びませんか?

今日の新潟は暑くて天気が不安定で湿気が高い一日です。乾燥をするよりは過ごしやすいですが、ジメジメするのもちょっと気持ち良くはありませんね。

 

大塚和成のブログに拝見して頂きありがとうございます。本日はガム等に入ってる「キシリトール」について調べていこうと思います。甘味料なのに「歯に良い」って矛盾していると思いませんか?前に書いたブログでは虫歯は糖が大好きなはずです。

実は糖には沢山の種類があります。その中でも砂糖(ショ糖)、異性化糖は虫歯が一番大好きな糖になります。そして虫歯が大っ嫌いな糖も存在します。その代表が「キシリトール」です。

 

キシリトールは「糖アルコール」という種類になります。「アルコールだから、お酒!?」と思う方もいると思いますが、全く酔ったりしません。アルコールにも沢山の種類があるそうですが、その話を詳しくしてしまうとブログの趣旨が変わってしまうので糖アルコールに話を戻します。実はこの糖アルコールは甘いのですが、低カロリーでダイエットにも良いそうです。そして肝心の口内での効果ですが、細菌達が発生する酸の働きを悪くしてくれます。その効果で虫歯になりにくい口内を保ってくれるのです。

オーラルケアの敵だと思った糖が実は味方になる糖が存在したという事です。またキシリトールは化合物ではなく天然の甘味料なので安心して摂取できます。

 

こんなにもキシリトールは良い事ばかりなので甘味料を全てキシリトールにしてしまえば良いのでは?と疑問が出ている方もきっといると思います。キシリトールガムのパッケージで注意書きを見てみましょう。「一度にたくさん食べるとお腹がゆるくなることがあります」と記載されてます。これもキシリトールの効果で下剤の作用が発生してしまいます。なので全ての甘味料をキシリトールにするのは難しいという訳です。ですがガム一粒では大した下剤効果はありませんので安心して下さい。

 

歯磨き後、就寝前にキシリトールガムを噛む事をおすすめします。細菌の酸だけでなく、プラークの改良やミュータンス菌の抑制、再石灰化をします。またガムを噛む行為もありますが唾液の促進もしてくれます。その理由から歯磨き後、就寝前にキシリトールガムを噛む事が非常に有効的です。