食事でもオーラルケアは出来ます
大塚和成のブログにお越し頂き、ありがとうございます。
今日は長袖のYシャツだけで出勤したのですが、それでも暑く感じました。夏はすぐそこまで来てますね。
さて、本日はオーラルケアと食べ物についてです。食事をする事は生きる為に必要な事。ですが、多くの方はこう思っているのではないでしょうか?「食事とオーラルケアは反比例している」
私が幼い頃、両親からは「食べたら歯を磨きなさい」と何度も言われました。この両親の教えは間違ってはいません。食べカスが歯に挟まりプラークになって虫歯になる可能性があるからです。しかし、これだけですと「食事をすると虫歯になる」と聞こえてしまってもおかしくはありません。
しかし、歯の形成を強くする成分も細菌を殺してくれる力も与えてくれるのはエネルギーの元になる食事です。そして今回のブログではオーラルケア効果がある食べ物をご紹介していこうと思います。
【口の中をキレイにする食材】
「梅干し、酢」・・・口の中をキレイにするのは歯磨き粉よりも「唾液」が一番効果的です。その唾液を引き出すのは見ているだけで効果のある「梅干し」が一番ではないでしょうか。私は意外と唾液を出したい時にガムや飴が手持ちに無い時は酸っぱそうな梅干しの画像を眺めます。「梅干し」は酸性ですので歯を溶かしてしまうイメージが有りますが、不思議な事に口内でアルカリ性に変化する歯に非情に優しい食べ物です。しかもミュータンス菌まで抑えてくれます。食後の後は「リンゴ」等の果物(アルカリ性)も良いですが「梅干し」は如何でしょうか?
「食物繊維(にんじん、ごぼう、レタス、セロリ等)」・・・よく噛む事ができる食材です。噛む事で歯や顎を強くするだけでなく、清掃をしてくれます。また唾液の分泌促進も効果があるので効果的です。
【歯の強化】
「カルシウム」・・・歯を強くするのは骨と同様に「カルシウム」です。魚介類に多く含まれます。カロリー気にされてる方は海藻も豊富に含まれてます。また乳製品も沢山含んでますが歯に乳製品を付着したまま過ごすと悪影響ですので歯磨きを忘れずにしてください。
「ビタミンA」・・・歯を守る為に必要なエナメル質を強化します。「人参、パセリ、海苔、ワカメ、抹茶等」に多く含まれます。
「ビタミンC」・・・肌だけでなく歯の象牙質を支えます。「焼きのり、パセリ、アセロラジュース、芽キャベツ、ケール、ピーマン、レモン果汁等」に多く含まれます。う蝕に負けない強い歯にする為にビタミンAとCは必要です。
【飲み物】
「牛乳」・・・カルシウム豊富でアルカリ性です。
「日本茶」・・・カテキン、フッ素の働きによる抗菌作用で虫歯予防効果が有ります。
「ウーロン茶」・・・ウーロン茶のポリフェノールが発酵作用を抑えます。歯垢の発生を防いでくれます。
「紅茶」・・・フッ素が含まれているので虫歯予防になります。ただ、今では色々なフレーバーが出ています。酸性が強い紅茶(レモンティー等)や加糖の物はなるべく控えた方が良さそうです。
このように意外にも身近な食材でオーラルケアができます。「梅干し」は今回調べてみて、食べても作用がある事が私も知る事ができました。塩分が気になりますが、お湯に砕いて口で濯ぐだけでも効果は有るそうです。是非私も実践してみたいと思います。