デンタルリンスの正しい知識を調べてみませんか?
気温が全く安定しませんね。今年一度体調を崩しておりますのでまたぶり返さないか不安です。皆さんも体調管理に気を配らないといけない時期ですので注意して行きましょう。
今日は「デンタルリンス」について正しい知識をお伝えしていきたいと思います。
デンタルリンスには種類が有ります。「洗口液」と「液体歯磨き」です。
■洗口液について
主に口臭防止や雑菌処理を行う薬品です。歯磨きをしてから使用する事と効果的です。
■液体歯磨きについて
液体歯磨きで口をすすいだ後に歯ブラシでブラッシングします。研磨剤の量が少ないので歯を擦り減らず磨けるメリットが有ります。(※研磨剤が入ってる事でメリットも有ります。)なので使い分けるとより効果的な使用ができます。また泡が出てこないので歯を一本一本磨けるのも利点です。(歯に挟まった汚れは、歯磨き粉の方が押し出しやすいです。)
両タイプ共、口内洗浄の補助アイテムなので結局は歯磨きが必要ですのブラッシングは必ず行ってください。
またデンタルリンスに含まれている「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分に発癌性という情報が出てきているみたいなのですが、日本では東京都立環境衛生研究所が調査、世界ではカナダ健康省や米国癌学会も調査した結果全く発癌性の根拠は有りませんので口内洗浄での使用で健康上の問題は有りません。
「サリチル酸メチル」という成分も入っているデンタルリンスもあるそうです。確かに毒性もあるのですが、デンタルリンスに1本に使用されている「サリチル酸メチル」濃度は大体4%です。グラムにすると0.04gです。成人男性で体重70㎏の方に対して「サリチル酸メチル」での致死量は7.07gです。かなりの本数を飲んでも致死量に届くのは大変です。口をすすいで洗浄するのが目的ですので飲み込む事は、ほぼ無いと思います。
正しく理解し使用する事で更に自身のオーラルケアが向上するなら良い補助アイテムです。決してデンタルリンスだけで磨いた気にならないようにブラッシングは忘れずに致しましょう。